紫外線皮膚トラブルの日光性皮膚炎とは?光老化による表皮と真皮の変化は?

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日光性皮膚炎とは、日光によるカブレのことです。直射日光を浴びた部分の皮膚が炎症を起こす皮膚障害を総称した表現です。日光皮膚炎は、体内に肝臓障害や卵巣障害などの異常がある場合は、日光の影響を受けやすいといわれています。また、内服した薬剤、または食べ物が皮膚を日光に過敏に反応させて起こる場合もあります。

他には、外用薬や化粧品など皮膚に塗布したもので、塗布部分のみに起こる日光カブレがあります。これは、日光性接触皮膚炎とも呼ばれています。これは外用したものに含まれている化学物質が、紫外線を吸収することによって化学変化を起こし、瀬激性の物質に変化したり、皮膚を紫外線に過敏に反応するようにしたためです。

紫外線による光老化とは?

光老化は光加齢のことであり、フォトエイジングともいいます。通常の老化は年齢とともに身体の生理機能が衰えていきますが、紫外線に長年肌をさらしたことが原因で皮膚の老化現象が速く進むことをいいます。皮膚のシミの範囲が拡がったり、色みが濃くなったり、たるみやシワの増加や悪化という状態が、年齢不相応に促されます。とくに紫外線をより多く浴びる顔や首すじなどは、光老化の影響が現れやすいです。

表皮の光老化による変化は?

紫外線そのもの、または紫外線によって生じた活性酸素によって、ケラチノサイト(角化細胞)やメラノサイト(色素細胞)が損傷を受けます。

基底細胞では、核の遺伝子が損傷されて、正常なケラチノサイトをつくりにくくなっています。そのため、角層は厚くなり、保湿力が低下して、しなやかさを失い、キメが乱れた荒れ肌になります。また、ランゲルハンス細胞の数の減少がよりはっきりと現れているといわれています。これは免疫力の低下にもつながります。

真皮の光老化による変化は?

コラーゲン線維にからみつくような状態でコイル状の構造をつくり、皮膚にハリや弾力を与えているエラスチン線維が変性され、塊上になり蓄積し、ハリや弾力が失われます。

コラーゲン線維の著しい減少も起こります。さらに、紫外線による酸化反応で、コラーゲンの架橋形成が促進されます。また、活性酸素を仲立ちとして、コラーゲンを切断する分解酵素(コラゲナーゼ)が活性化します。そのため、コラーゲン線維の構造が変質し、皮膚の老化を進め、シワを深くします。

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